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被災地支援活動(炊き出し)
平成23年6月8日
未曾有の被害をもたらした東日本大震災発生から約1ヶ月。この震災は被災者のみならず、世界の人々の心にも大きな爪痕を残していきました。テレビでは連日連夜のように報道されている被災者の方々の現状と実態。そして、いまだ幾度となく続く余震や原子力発電所から漏れ続ける放射能の影響。いったい何故このような無残な出来事が…。

炊き出しの様子(甲子中学校)
そのような中、全管連青年部として何か出来る事はないのかと協議した結果、4月9日(土)に岩手県釜石市にて、秋田青年部・岩手青年部の方々のご協力のもと、約1000名分の炊き出しを行いました。
震災発生から約2週間後、三役正副部会長がWEB会議にて全管連青年部として何かできる事はないかと審議を行いました。被災された単組や復旧作業に日夜頑張っている青年部員達に物資や材料の提供など色々な案が出されました。その中から1人でも多くの方々に支援をとの思いで、最終的に「白玉ぜんざい」、「挽きたてコーヒー」などを1000名分配布することに決定、そして炊き出し経験の有る佐藤副会長(秋田)が、快く地元の調整等を引き受けて下さり、実行の運びとなりました。
炊き出しの前日、集合場所である秋田に各地より集合し、救援物資の積み込み及び炊き出し当日の役割分担の再確認を行いまいした。炊き出し当日は朝6時に秋田管工事協同組合に集合し高橋理事長の挨拶、そして簡単なスケジュールの説明後、総勢40名の大部隊で出発しました。途中休憩場所の「道の駅」にて岩手青年部とも合流し、一路釜石市へ。午前10時頃に釜石市の災害復旧本部に到着し、ボランティア活動のコーディネートをして頂いた神山氏、そして野田釜石市長にご挨拶をしました。その後、ボランティアセンターにて秋田管工事協同組合とNPO法人トップスポーツコンソーシアム秋田から提供して頂いたトラック3台分の食料や生活物資を搬入し、炊出し会場となる、甲子中学校へ向かいました。

ホットコーヒーを準備中

炊き出しの様子(市民体育館)
甲子中学校では、数百人の方々が避難生活をされており、運動場には所狭しと自衛隊の方々が駐留していました。学校施設内に入ると机の上に沢山の災害支援関係の書類が並べてあり、改めて被災者の大変さを垣間見ることとなりました。その様な状況の中、甲子中学校のご厚意で家庭科調理室をお借りして炊き出しの準備を開始しました。沢山の皆さんが廊下で、炊き出しを今か今かと並んで待っている姿に被災者の現実はこうなんだと思い知らされました。午後1時半頃に炊き出しを終了し、片付け、そして次の会場となる「市民体育館」と「働く婦人の家」の二班に分かれてこの日二度目の炊き出しを行いました。会場となった市民体育館には釜石市水道工事業協同組合の石川理事長も駆け付けて頂き、ご挨拶をさせて頂きました。
この炊き出しを通し、沢山の方々から『本当にありがとう』、『美味しかった』、『久しぶりに暖かいものをいただいた』といった嬉しい言葉を頂きましたが、頑張って下さいと簡単には口に出せませんでした。何故なら、被災者の皆さまの大変さが想像以上であったこと。また、被災者のほとんどの方々が「九死に一生」を得て震災後その日一日を生きることが精一杯であること。そして、多くの被災地では被災者が先頭に立って被災者を助けているのが現状であること。だから、決して無理はしないで下さいとだけお伝えして参りました。
二回目の炊き出しも午後4時頃に終了し、岩手青年部の皆様とそこでお別れし、残ったメンバーで被災地の釜石市内の視察を行いました。現場はテレビや写真で見るのとは違うと予想はしていましたが、実際に被災地を見た瞬間から私達はただただ驚き、呆然と言葉を無くして立ち尽くすだけでした。そしてその恐怖心の中、テレビで見ていた映像が走馬灯のように頭の中を駆け巡り、自然の猛威の前では、私たち人間はここまで無力なのかと思い知らされました。

ホットコーヒーの配布
秋田への帰りの車中、避難所で会った方々の事やこれからの災害支援など、いろんな事を話し合いましたが、何事にも意味をなさず…。被災地もそうじゃないところも、心にはポッンと何かが…。正直、言葉では表現出来ないです。しかし、復興作業は始まったばかりです。何とかしたい、何か出来ないか!?何が出来るかなど思い付く事があれば、出来れば形にして欲しいという思いでいっぱいです。そして、僅かながらでも我々全管連青年部としても協力していきたいと…。
午後9時半頃に秋田に到着し、後片付け後に協力して下さった秋田の皆さんにお礼を申し上げ、解散させて頂きました。
最後に、今回炊き出しに協力して頂いた秋田青年部の方々、岩手青年部の方々、そして物資を提供して頂いた広島市青年部、川崎市青年部並びに協力参加して頂いた方々、本当に有難うございました。皆様方の協力なくして、この炊き出しは行うことができなかったと思います。また、被災地にて復旧作業にあたっている会員の方々、これから被災地に復興支援に行かれる方々、胸を張って頑張って下さい!!
そして最後に、被災なされた皆さまにおかれましては、1日でも早く平穏な日々が回復いたしますよう、心よりお見舞い申し上げます。
秋山(岡山)






